ここはアリシハン城の端っこにある
名もない兵士達の詰め所。
予算の都合という名のエコ仕様なアイコンが
印象的な彼らは今日も今日とて、
世の不条理を風刺しつつも、
本作品の魅力をそれとなく遠回しに
語り明かすのであった。


 

「Ladies and gentlemeェェ~ンっ! さぁ遂にやってきたぜ!
そう今回は【第2回ベストお姉ちゃん決定戦】こと人気投票結果発表だ!
はぁ? 前回とノリが一緒だって?
そんなヤボなことは言いっこなしだぜBoys & Girls!」

「そもそも第一回目から一貫してこんなノリなんだよなぁ……」

「うむ、最初期からお付き合いしてくれている
諸兄には、感謝しかないな!!」

「共に残業と言う名の戦地をくぐり抜けてきた戦友に乾杯!
では早速、前回と同じくいきなり第7位からの発表だぜ! チェケラ!」

「第7位!
前回より2ランクダウン! 鎖帷子は正義!
不思議クールな女忍者の澪嬢! 得票数は411票!」

「やはり対○忍は強かった」

 

「おいバカやめろ」


「続いて第6位は前回より1位ランクアップ!
正統派甘やかせお姉ちゃんの女戦士アメリア嬢~!
得票数は505票!」

「さすが正統派は安定してお強い。
ゲームをプレイしてその良さが衆知された結果であろう!」

「ハイレグアーマーなんて飾りです。エロイ人にはそれがわからんのです」

「お次は第5位!
前回より3位ランクアップの大躍進!
みごと人気と勇者の童貞を奪ったお姉ちゃん!
魔王軍副司令官のマグダレーナ殿~! 得票数は853票!」

「エロシーンが他のお姉ちゃん達より少ない逆境にあってこの順位。
やはり初めての女の子は特別なのか」

「これはもう、勇者ちゃんの正妻を
名乗ってもいいんじゃないかな?(提案)」

「そして第4位!
前回より2ランクダウン!
我らがヒロイン可愛い女勇者のエステルちゃん!
得票数は5位に3倍ちかい差をつけての堂々2595票!」

「なんと! 可愛い女勇者ちゃんがまさかのベスト3落ちとは……」

「でも、得票数は前回とそこまで大きく変わらない模様。
さすがエステルちゃんのファンは練度が違う」

「さあ、ここからはお待ちかね!
TOP3の発表になるぜ! Here we go!」

「第3位! 奇しくも前回と同じ順位はこの人!
もはやこの強さは本物か!
並み居るお姉ちゃん達を押しのけ、主人公のユーシアちゃんが
またもやランクイ~ン! 得票数は6729票~!」

「まさかの前回人気投票1位の約倍の投票数!
果たしてこんなに愛されるエロゲ主人公がいただろうか!」

「ショタは正義。はっきりわかんだね」

「さあ、ついに第2位の発表!
惜しくも首位陥落! 前回の覇者、性職者イリスママがここで登場!
得票数は7624票~!」

「まさかのイリス様のランクダウン!
しかし相変わらずの得票数に、我ら一同敬服の至り!」

「オッパイに向かって敬礼!」

「そして栄えある新たな第1位は……
前回4位からの脅威のランクアップ! 母を超えるのは娘しかいない!
痴女系性職者のクロエお姉ちゃーーーん!」

 

「クロエお姉ちゃん『がんばれがんばれ
してくれーーー!!!」


「しかも得票数はまさかの5桁代! 10097票!!!」

「恐るべし『がんばれがんばれ』の威力!」

「クロエお姉ちゃんに『がんばれがんばれ』されたら
24時間戦えるな!(昭和社畜感)」

「死をも厭わない作戦名なんだよなぁ……(白目)」

「さておき、総投票数はなんと29466票!!!
前回を大幅に超えるご参加、ご投票に我ら一同、
スタッフに代わり熱く御礼を申し上げる!」

 

イベントに参加してくださった皆々様、真に感謝!!!


「ちなみに、今回も同様スペースの関係で、残念ながら8位以下の
お姉ちゃん達は、順位と得票数のみまとめさせて頂きたく思う

     8位、レーナ     得票数156
     9位、伊織      得票数247
    10位、カミラ     得票数113
    11位、ルクミニ    得票数106
   12位、イザベラ    得票数74
    13位、エルメンヒルデ 得票数57」

「これで、祭りも……いいや、オレ達の役目もついに終わりか」

「長かったワイらのサービス残業も、
ようやく終わりを迎えようとしてるんやなぁ……」

「思えば辛く長く険しく給金のない道のりだったが……
それでも振り返れば、こみ上げてくるものがあるな」

「よせやいA。湿っぽいのは似合わねえ。
最後までオレ達らしくいようじゃねえか」

「せやで。それに約束のご褒美───
まはん。先生のムフフな描き下ろしがまだやんか」

「B、C……おまえら……うむ、そうだったな!」

 

全てはエロの為に! おお勇者よ、永遠なれ!


「それでは、さっそく……お約束のクロエお姉ちゃんの
えっちな描き下ろしを!」

 

まったああああぁぁぁっ!!!


「む? この声は?」

「ちょっと待ちなさいよ! 今回でコーナー最後だってのに、
この扱いはなんなのよ!?」

「私達自身が不甲斐ないとはいえ、さすがに順位と得票数だけ
まとめてポイは酷すぎではないか!?」

「まあ、アタシはどっちでもいいんだけどねェ」

「なにを言ってますの!? 妾がこんな扱いで終わるなんて、
例え『おお勇者よ』の制作責任者が許しても
アリシハン国が許しませんわ!」

「いや、ニートの王女はんが国の代表みたくゆーてもな……」

「……………………(汗)」

「なんだなんだ、みんな楽しそうだな~♪ アタシも混ぜてくれよ」

「うむ、伊織の泣き顔ばっちりスクショさせてもらった。ニンニン」

「うふふ、賑やかで素晴らしいことですわね

「まあ最後くらい、みんな勢揃いの大団円で終わるのも悪くないカナ~♪」

「───ですので、ワタシも同席することを
許していただけると助かります

「んふふ~ そんなワケでぇ、見事1位になった
クロエお姉ちゃんと~、えっちなことしましょ~

「ひゃうううぅ!? さ、最後の最後までこんなノリでいいのぉ!?」

 

おねショタものらしくて
大変良いと思います!!!(断言)


「うふふ、それではわたくし達らしくまとまったところで───」

 













 
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