ここはアリシハン城の端っこにある
名もない兵士達の詰め所。
予算の都合という名のエコ仕様なアイコンが
印象的な彼らは今日も今日とて、
世の不条理を風刺しつつも、
本作品の魅力をそれとなく遠回しに
語り明かすのであった。

「――――３」

「――――２」

「――――１！！」

「どっか～ん！！」

「帰ってきた！？
なぜなにまおなま（仮営業所）～♪」

「こんにちは、こんばんは♪
初めましての方もそうでない方も、どうも戻ってまいりました♥
司会進行役（仮）のジトニャ・ノル・ブトカです♪」

「同じくタオで～す♪」

「右に同じくレオヴィル・バルトンです。
……って、ボクらが出てきちゃって良かったんでしょうか？」

「いいのよ♪　ほら、彼らもまんざらでもないみたいだし♥
あ、右の右に同じくデメララ・オレンダインよ～♪」

「もがもがもが！？（おふぅぅっ！？　
縄が大事な所に食い込んで、
ふぉぉぉぉっ！？）」

「もがもがもがもが！（どこのお姉ちゃんか知らんがもっと縛って！
もっときつく！　もっと激しく！）」

「もがもがもが……（ああ……ワイ、ようやく理想の
職場に出会えたんや……）」

「というワケで、突然ですが今回に限り、私たち
『魔王のくせに生イキだっ！』メンバーでお送りしたいと思います♪」

「ぱちぱちぱち♪　『とろとろトロピカル！』のころから数えて
ちょうど１年ぶりくらいですね～。皆さんお元気でしたか～？」

「皆さんお久しぶりです。……ですが、ボク達を知らない方達からしたら、
何が何やらで戸惑わせてしまわないか少し心配ですね」

「まあ、ちょっとビックリさせちゃったかもしれないけど、
同じLuxury作品に出演している仲間同士、
これを良い機会に見知って貰えばいいじゃない？」

「ふぇ？　これを良い機会に……というと？」

「ええ、実は本日よりＤＭＭさんの方で『まおなまシリーズ』でおなじみの
【魔王のくせに生イキだっ!】
【魔王のくせに生イキだっ! 2 ～今度は性戦だ!～】
【魔王のくせに生イキだっ! とろとろトロピカル!】
の３本に加え
【アクマでオシオキっ! 丸城戸サド式ヘンタイお仕置き講座 】
を足した計４本が、なんと！　
半額になるキャンペーンを開始します！」

「おおおおお～！！！」

「それは１９日からはじまる大型連休のお供に最適ですね～♪」

「ご案内はコチラから♪
『おお勇者よ、イってしまうとは情けない！』をプレーしてくれた皆様。
よろしければ、ぜひこの機会に『まおなまシリーズ』他、
Luxuryの他作品を手にとって頂けたらと思います♥」

「なるほど～、これはわたしたちが呼ばれるのも納得ですね♪」

「ええ、それに『おお勇者よ、イってしまうとは情けない！』にも、
お嬢様達が出演なさっているようですし。
これを機にボク達のことも知ってもらえたら嬉しいですね」

「うふふ♥　もし買って遊んでくれたらデメララお姉さんが、
い～っぱいサービスしてあげるわよ♥
もちろんあたし以外の女の子にも期待しててね♥」

「それでは続いて今週のトピックスのコーナーですが、
こちらもＤＭＭさんの半額セールに続いて重大発表があります♪
ズバリ、じゃじゃん！　『おお勇者よ、イってしまうとは情けない！』
ダウンロード版の発売が決定しました～♪」

「おおおおお～！！！」

「これは朗報ですね♪」

「ええ、待ち望んでいた方も多かったと聞いてます」

「そうよねぇ、お家の事情でちょーっと現物は置けないっていう
大きなお友達も多いでしょうしね」

「これで大事な人に大事な場面を見られる心配もありませんね。
これで私もアン様の勇士を独占できます♪
あぁ、アン様、アン様～♪　はぁはぁ……（鼻血だらだら）」

「え、え～っと、と、ともかく
『おお勇者よ、イってしまうとは情けない！』ダウンロード版の発売は、
１０月２日より同じくＤＭＭさんより開始いたします！」

「ダウンロード版のご予約はコチラより受付中です！
皆さん、ゼッタイに見逃しちゃダメですよ～？」

「お姉さん達とのヤ・ク・ソ・ク♥　ちゃんと守ってね♪」

「（鼻血ふきふき）それではお時間になりました。
名残惜しいですけど、今週のコーナーはここまでです♪」

「はうぅぅ～、久しぶりに皆さんと会えたから、
お別れが寂しくなっちゃいます～……」

「まあまあ、今生の別れではありませんし、またゲームの中であえますよ」

「それに、もしみんなからの要望が多かったら、
もしかしてってこともあるかもしれないしね♪」

「それではみなさん、また逢える日まで」

「まったね～♥♥♥」

「（もしかして我ら、このまま次週までずっと
縛られたまま放置なのか！？）」

次週「おお、兵士達よ。
放置プレイは残業外だ。」
乞うご期待！