【蔵之助】
「はぅお!? メラさっ、尻尾、巻きついて……!」

【デメララ】
「んふふ、どう、あたしの尻尾テクは? ほら、も~っと、気持ちよくしてあげる」

 瞳孔開いてるとか、そういう突っ込む暇もない。

 ざりざりとした鱗で傷つけないよう、尻尾が優しく、丁寧に、ペニスに巻きつく。

 肉竿にしゅるしゅると器用に絡まって、ペニスを螺旋状に包みこんでしまった。

 いくら自分の身体の一部とはいえ、よくこんなに器用に動かせるものだと、毎度のことながら感心してしまう。

【デメララ】
「おち○ちんがびくびく震えてる。ふふ、感じてるのね」

【デメララ】
「でも、まだまだ。これからが本番よ♪」

【蔵之助】
「っっっ!? ちょ、メラさ……!?」

 巻きついていた尻尾が、その螺旋の巻きつき方に従って……!?

 まるでねじのように肉竿を締めつけてくるっ!

 見た目はオナホールに近いかもしれないけど、か、快感の度合いが断然違う。

【デメララ】
「お姉さんを侮っちゃダメよ。見えてないけど、これくらいは朝飯前なんだから♪」

 蛇の尻尾というより、その生々しい動きは蛇そのものだ。

 尻尾の先が蛇の頭で、細長い蛇が俺のペニスに巻きついてきている。

 怖い、という感情と、気持ちいい、という気持ち。

 いつ蛇の頭に咬まれるかという恐怖心が、快感を数倍に引き上げていた。