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    「も~い~くつね~る~……」

    「ベル様~それお正月の歌ですよ。
    まだ一週間くらいありますよ」

    「ふふっ、わかっているわ。
    あえてよ、あえてこの刻に告げたかったのよ」

    「というか、この番組前回復活して、
    また復活してますけどこれはどういうことなんです?」

    「ふふふっ、よく聞いたわね。それは――」

    「我からのクリスマスプレゼントがあるからよ!! 
    愚民どもよ喜ぶといいわ!! あはははははっっ!!」

    「でも、ベル様。
    悪魔が聖者の誕生日を祝うのってどうなんですか?」

    「それを言うなら、我は聖者の誕生日にかこつけて
    セックスしまくっている人間達に物申したいわね!」

    「その心は?」

    「やるなら封印具《コンドーム》をつけるな!!」

    「ちなみに9月10日前後一週間くらいの誕生日の人は、
    大体クリスマスに成功したタイプらしいわね♪」

    「この行事のせいで、我が愛用しているローションが
    品切れだったのよ!! どうしてくれるの!!」

    「でもベル様……」

    「なにかしら? 
    我はもっと愚民どもに魔の宣言《説教》をしなくては
    ならないのだけど」

    「このページに来ている人たちって、クリスマスは
    ロンリー~♪ ロンリー~♪ だと思いますよ♪」

    「…………」

    「…………」

    「……………………」

    「……………………」

    「こほん」

    「自分用のクリスマスプレゼントを買うのなら、
    『魔王のくせに生イキだっ!2 ツインパック』
    がお得じゃないですか♪」

    「そうね。性夜を過ごすには最適じゃないかしら♪」

    「というわけで、一人の性夜に『まおなま』シリーズを
    よろしくね♪」

    「それじゃあ、白濁性夜《ホワイトクリスマス》で
    逢えることを楽しみにしているわ。ふふっ♪」

    「Merry Christmas♪」

 
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