non object

 

    「――――3」

    「――――2」

    「――――1!!」

    「どっか~ん!!」

    「帰ってきた!? なぜなにまおなま~♪ 
    増胸版!!」

    「こんにちわ、こんばんわ、
    初めましての人もそうでない人も、
    どうも早速戻ってまいりました、
    司会進行役のジトニャ・ノル・ブトカです♪」

    「同じくタオで~す♪

    「左に同じくレオヴィル・バルトンです」

    「左の左に同じくデメララ・オレンダインよ~♪」

    「というわけで、感動の最終回を迎えてから
    たったの3週間で戻ってきました♪」

    「まさか、こんなに早く呼び戻されるなんてねぇ~」

    「えっと、それでどうしてわたし達呼ばれたんですか?」

    「もしかして、もう続編発表ですか!?」

    「いえ、今回はちょっとした宣伝をするために、
    スタッフの方からお声が掛かったそうです」

    「ちょっとした宣伝ですか?」

    「はい、その宣伝内容とは――」

    「祝 魔王のくせに生イキだっ! 小説版の発売よ~♪」

    「しょ、小説版ですか~!?」

    「はい、ぷちぱら文庫様から、著:黒瀧糸由様により
    本日発売
    となりました」

    「内容としましては、初代魔王のくせに生イキだっ!を
    ゲーム版ベースにアレンジされたものになります」

    「表紙は書き下ろしで、アンジェリカ様と
    メイシャオ様が目印よ♪」

    「ゲーム版のアレンジ……」

    「じゃ、じゃあ、もしかしたら、わたしがかっこよく
    商店街でキメ顔しながら値引きの交渉したり、
    スーパーでトイレットペーパーの山を崩して、
    危なくなっている子供を助けたりとかの
    大活躍するところもあったりするんですかね、ね!」

    「え、えっと、そ、それは……」

    「あ~ら、それを言っちゃったら買ってくれる
    お客様に対して、ネタバレになっちゃうからナ・イ・ショ・よ♪」

    「そうですね。
    ぜひ内容が気になる方は、
    ご購入をご検討していただければと思います」

    「そ、そうですよね。う~、も、もしかしたらコレで
    有名になったら、サインが必要になるかもしれませんね。
    れ、練習しとかないと」

    「あ、あの~タオさん……」

    「あ、レオさんも一緒に練習しましょう♪」

    「え、え~っと……」

    「以上、帰ってきた!?なぜなにまおなま~♪増胸版!!
     でのお知らせでした」

    「こういう感じで、たま~~~~~~に更新するから、
    そのつど見に来てくれるとお姉さん嬉しいかな♪」

    「サイン♪ サイン♪ 
    サインの練習しなくちゃ、カキカキ~♪」

    「そ、それでは、またなにかありましたらお会いしましょう」

    「また逢える日まで、バイバ~イ♪」

    「♪~」

 
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