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    「Ladies and gentlemen♪
    さぁ、ついに第1回まおなまSG総選挙
    栄えあるセンターが決まりました♪」
    「それでは、早速第6位から発表していきます!!」

    第6位

    「やはりまだ票数の獲得活動がすくなかったか?

    おっとりぽわぽわ系お姉さま。マルグリット様


    第5位

    「最下位は回避できたが、このままでは終われない!

    小悪魔系ドSっ子。エレアノール様」


    第4位

    「なぜ1位ではないのか私には理解できない!!

    サイバー天然優等生。アンジェリカ様!!」

    「さぁ、次からはTOP3の発表にになります!!」


    第3位

    「お尻推しは伊達じゃなかった!!

    由緒正しき純情系武士お嬢様。ブリジット様!!」


    第2位

    「中二病+オタク能力全解放!!

    中二病オタクマゾ。アスセンシオン様!!」

    「そして、栄光ある第1位は……」


    「ぐーたらになってもその人気は健在?

    前作より続いてチョロいグーたらツンデレ。

    メイシャオ様!!」

    「それでは、今週は上位3名の方々に

    『なぜなにまお生♪SG総選挙受賞者スペシャル回』

    司会をお願いしようと思います。では、どぞ~」

    「え、えっとこのたび皆の投票で3位に

    なることが出来た……って、なぜに私だけ?

    他の2人はどこへいったんだ?」

     


    「……ふむふむ。ブリジット様、情報によりますと

    メイシャオ様は『だるいので帰る』、

    アスセンシオン様は『闇の鼓動が我を呼んでいる』

    と言って、オタクイベントに向かわれたそうです」

    「よ――」

    「よ?」

    「呼び戻せええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

     

    「さ、気を取り直して、

    『開発どうなってるの?』のコーナーだな」

    「うが~、だる…………」

    「とりあえず、壁は入手できたから、

    あとは通販で販売されてるのを漁るしかないかしら……」

    「って、貴様らなぁ……折角こうして投票してもらって

    この場に立てる感謝を感じんのか!!」

    「Zzzzzzz」

    「ふふっ……昏き魂の盟約者に頼んでおいたものは、

    入手できるのだからそれを考えれば

    99%コンプリートできたといっても過言ではないわね」

    「もういい!! こうなったら私一人でも……」

    「今週まで開発進行率は、

    75%になっているそうだ。開発は順調に――」

    「本当に進んでいるんでありんすか~?」

    「ん?ふふん、当然だ。

    スタッフにしっかり聞いてきたからな」

    「あら、スタッフはウソを付いているかもしれないわよ」

    「そんな、ウソを付くことなど……」

    「本当かしら?」

    「そもそも、うそをつく必要なんてないだろ……」

    「それは、開発が順調に進んでいるように見せたほうが、

    印象がいいのじゃ」

    「その情報は……貴方の情報は信用できるのかしら?

    くくくっ♪」

    「うぅ、次だ!! 次のコーナーだ!!」

    「続いてお便りのコーナーだ」

    「早速行くぞ。まずは『ねこ』から頂いたお便りだ」

    『人気投票の期間が短い気がします・・・』

    「大人の事情ね……」

    「大人の事情でありんすな……」

    「また臆面もなしにずっぱりというな、貴様達は……」

    「スタッフにどうせ聞いても、

    こんな感じにしか返ってこないでありんす」

    「正直今までのことを考えてみると、

    否定できない気がしてきたな……」

    「ま、まぁ、気を取り直して次のお便りだ

    『ジッタちゃんprpr』から頂いたぞ」

    『ランダムな組み合わせで思ったのですが、

    魔王とメイドの組み合わせには

    何か理由があるのでしょうか?』

    「大人の事情ね……」

    「大人の事情でありんすな……」

    「チョット待て貴様ら!!

    ただ単にそれが言いたかっただけじゃないのか!?」

    「空気を読まないわね。

    そんなのではすぐに死亡フラグを立てるわよ」

    「そうでありんす。そんなにかっかしても

    何もいいことないでありんす」

    「くぅ~~~貴様らなぁ~~~~」

    「って、もう終わりになってしまったではないか!!」

    「ふぅ~やっと終わったでありんすか……

    ふあぁ~~眠い……」

    「刻の歩みは早いものね……」

    「基本的に貴様らは何もしてないだろ!!」

    「なにを言ってるでありんすか。

    わっちがここに出ている自体仕事しまくりでありんす」

    「我だって大切なイベン――儀式《サバト》を

    中断してきたのよ。感謝してほしいくらいだわ」

    「き~さ~ま~ら~」

    そこに直れ!!今日という今日は

    ……へっ? もう時間? 終わり? 〆ろ?」

    「し、〆るってどうやって!? え、あっ、そ、その!?」

    「お便りは随時募集しているでありんすよ~」

    「それじゃあ、また闇の鼓動が重なる刻まで

    待っていなさい……くくっ」

 
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