non object

 
    「みなさ~ん、おはこんばんにちわ~♪ 
    今週の司会担当のタオで~す。そして!!」
    「…………たるい」
    「って、ご主人様~
    寝ようとしないでくださいよ~うぅ……」

    「なんでわっちがわざわざ宣伝なんてしなくちゃ
    いけないのじゃ……。こんなものは、
    アンとかベルにでもやらせとけばいいでありんす」

    「だ、だめですよ~、偉い人からしっかりやるように
    言われているんですから…… 
    ちゃんとやらないと怒られちゃいますよ~」
    「わっちは知らん。勝手にやればいいのじゃ……
    ふぁ~あぁ~……」
    「うぅ~……へっ?」
    「ご、ご主人様……
    なんだか、偉い人がコレ見ろって言ってますけど……」
    「ん? なんでありんすか?えっと……
    『ちゃんと仕事しないと、シナリオ全部削っちゃうぞ♪』
    …って、なんでありんすか、これ!! 
    横暴でありんす!!」
    「ほ、ほら、偉い人もお怒りになっちゃいますから、
    ちゃんとお仕事しましょうご主人様……」
    「う~……なら、とっとと始めるのじゃ、タオ!!」
    「は、はい! えっとまずは、
    『開発どうなってるの?』のコーナーですけど……
    ただいまの進行度は44%だそうです。
    先週からが4%ほど進んだらしいです」
    「ぷっ、たいして進んでないのにあんな
    偉そうなこと言って、わっちを誰だと思ってるで
    ありんすか……まったくコレだから人間は――」
    「だ、だめですよ、ご主人様!?
    あんまり言っちゃうとまた偉い人が来ちゃいますよぉ~」
    「うぐっ……つ、次のコーナーに行くのじゃ!!」
    「は、はい。次は今週のトピックス。
    先週に引き続き、原画担当からのコメント
    『ぎん太郎氏直撃取材コーナー』です」
    「あ~あの、いつもJK、JKと騒いでるムダ面の奴で
    ありんすか……どうせくだらないこと言うに
    決まってるのじゃ……聞くだけムダでありんす」
    「そんなことありませんよ……
    なんたって、わたし達を描いてくれる方なんですから…………たぶん…………きっと…………」
    「じゃあ、とっとと見てみるでありんす。てい」

    「いつも、JKの絶対領域にはぁはぁしています! 
    ぎん太郎です!
    今作「魔王のくせに生イキだっ!2」でも、
    メイド達の原画を担当させていただいております。
    僕自身、人外(特に吸血鬼!)属性好きで、
    担当したメイド達も例に漏れず人外揃いで、
    楽しく描かせてもらってます。
    アラクネだったり、スライムだったりと、
    人の形以外を描く機会が少ないので、
    加減がわからずやりたい放題描いてたりして、
    CGさん困らせたり(汗)
    さらにシリーズ続編ということで、
    前作に登場したメイドたちに加え、
    実はまだ紹介されていない新キャラも担当してたり
    しますので、よろしくお願いします♪
    はたして、新キャラの種族は・・・!? 
    ドキドキ♪それでは~♪」

    「ほ~ら、やっぱりJK、JKとかばっか言ってるでありんす」
    「うぅ……、まおなまの原画さんは
    変態さんしかいないんでしょうか……」
    「所詮そんなものでありんす。
    ほれ、とっとと終わらせてわっちは部屋で
    ゴロゴロしたいのじゃ、先に進めるでありんす」
    「はい……続いてはこちら、
    お便りコーナーになります…………? 
    なんですか、これ? 差込?」
    「えっと……剣康之さんから頂きました
    『いつもお疲れ様です!発売楽しみにしています!
    質問なのですが、どうしてまはん。先生の自画像は
    人型決戦兵器みたいなシルエットなんでしょうか?
    ひょっとしてご本人はかなり人間離れした
    方なんでしょうか?私、気になります!
    すいません、ちょっと悪ふざけすぎますでしょうか(笑)
    毎日暑いですが、開発の皆さま
    お体に気をつけて頑張って下さいませ。』
    「剣……? 剣康之……? 
    って、剣康之先生ですか!?」
    「誰でありんすかそいつは?」
    「漫画家さんですよ!! 漫画家さん!! 
    すっごくかわいい絵を書かれる!! 
    はい? あぁ、まはん。さんからのご返信ですね」
    まさかの自画像ネタ…!元々は絵描き友達が
    似顔絵的に描いてくれたモノなんですが、
    周りが似てる似てると評判だったので自画像として
    自分で起こし直したものなんです。
    自分自身ではそうなのかなぁ?位ですけど
    スタッフさんもそう見えますか?(笑)

    「わ~、すごい業界トークですよ! 業界トーク!」
    「なにが業界トークでありんすか。単なる世間話じゃ」
    「それに、たしかに無駄にでかくて、
    肩幅でかくて、腕長かったでありんすからね~
    人型というのは頷けるでありんす。座布団一枚じゃ」
    「だ、だから、だめですよご主人様~
    そんなこと言っちゃ……。
    本当に今度は怒られちゃいますよ~」
    「うるさいのじゃ!! 
    とっとと終わらせるために次ぎ行くのじゃ!!」
    「う~、わかりました……
    つぎのお便りは、夢詩行さんから頂きました
    『仇火(中火)←Look!!  (゚д゚;)チョ!?
    (中火)        (゚д゚)
    中火て……メイ様ェ……(゚д゚`)』

    「……なんでありんすか? 
    こやつは喧嘩売ってるのかや?」
    「い、いえ、でも実際仇火のパワーが落ちたって、
    ご主人様自身が……」
    「そんなの分ってるのじゃ! 
    一々そんなこと指摘しないでいいのじゃ!!」
    「うぅ、わたしに言われましても~グスン……」
    「あぁ~もう、次じゃ!! 次!! 
    とっとと次のお便りに行くでありんす!!」
    「は、はい……続いてのお便り、
    あずさんから頂きました……」
    「えっと、『メイシャオさんには悪いのですが、
    私は魔王たちよりもメイドさんの方が好きです!
    メイドさんのエッチなシーンがたくさんあれば
    嬉しいです!』

    「…………」
    「…………」
    「誰じゃ……このメールを選別したのは……」
    「い、一応……あっちにいる偉い人が」
    「この……」
    「タイトルの誤字に今更気が付いて、
    こっそり修正しているダメ人間のくせに偉そうにして!!」
    「こんがり骨まで食べられるくらいになるまで、
    燃やし尽くしてくれるでありんす!!」

    「い、行っちゃった……」
    「あの~わたしはどうすれば~」
    「とにかく締めて……ですか?」
    「えっと、そ、それでは今回のなぜなにまおなま!? 
    は、以上になります」
    「ら、来週は、原画家さん最後のコメント、
    かんたかさんからのコメント
    になります」
    「司会進行はエレアノール様とレオさんです。
    お便りお待ちしておりま~す」
    「待つのでありんす!! 
    この痴れ者がああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
    「そ、それでは、ま、まった来週~」
 
このページのTOPへ戻る