【サド】
「くくくっ、だいぶ感じてるみたいじゃないか」
【コロナ】
「そ、そのような……こ、ことはない。わらわがこ、このようなことで……んっんっ……
か、感じるはずな、ないじゃろ……」
【サド】
「そうか? 嘘をついても無駄だぞ。顔を見れば分かる。
すごく気持ち良さそうだ。ほら、こうされるのがイイんだろ?」
グイッと縄を引き、蜜壺に押しつける。
【コロナ】
「ふひいいっ!」
途端にこれまで以上の嬌声が漏れ出した。
【サド】
「ほ~ら感じてる」
【コロナ】
「ち、違う。これっは違うのじゃ。わらわはっ、か、感じてっ……などぉ……」
【サド】
「ふむ、そうか……それじゃあこういうのはどうだ?」
ならばと俺は縄を引っ張っていた力を緩める。当然割れ目への食い込みが弱まった。
すると――
【コロナ】
「あっ――んふぅうう」
ギシッと縄の上から圧力がかかる。コロナが自らロープに秘裂を押し当てていた。
【サド】
「んん? これはどういうことだ? すっかり縄が気に入ってるみたいじゃないか」
【コロナ】
「――え? あ……こ、これは……これはその……ち、違うのじゃ。
これはちがっ――んっ、んっんっんっ」
否定しつつもゆっくりと腰が前後に揺れ動く。縄に押しつけられる秘裂。
荒縄がギシッギシッと軋むような音色を奏でた。 |